Alpacaは、国際的な規制認可を取得した複数の関連法人を有しています。
2018年、Alpaca Securities
LLC(以下、Alpaca
Securities)は、米国の金融業界自主規制機関FINRAおよび米国証券取引委員会SECに登録された証券会社となりました。その後、米国投資家保護公社SIPCに加入し、2023年には、SIPC補償の上限を超える追加補償も導入しました。これにより、一顧客あたり最大で証券3,000万ドル、現金100万ドルまで、Alpaca
Securities全体で最大1億5,000万ドルまでの補償が適用されます。
Alpaca
Securitiesは、顧客資産の保管と清算を自社で行うキャリング・ブローカーディーラーとして認定され、個別明細型およびオムニバス型の口座管理方式に対応しています。この体制により、Alpaca自身の顧客に加えて、国内外の他の証券会社や登録投資助言業者(RIA)の資産管理・清算業務も担うことが可能となりました。さらに、2023年に米国証券保管振替機関DTCCからの承認を受け、2024年には完全なセルフクリアリング体制へと移行しています。
API-First Infrastructure Powering Global Investing
Alpacaは、40カ国・200社以上の金融機関に導入されている
証券インフラです。
自社開発の証券基盤システムと先進的なAPIの提供に加え、日本
や米国など複数国で証券会社登録を有し、外国証券の取引執行・
清算・決済・カストディに関する様々なソリューションやサポー
トをワンストップで提供しています。
Open Financial Services to Everyone on the Planet
Alpacaは、「Open financial services to everyone on the planet」
(地球上のすべての人に金融サービスを開放する)というミッションのもと、日本人共同創業者の横川毅と原田均が、米国カリフォルニアで創業しました。
私たちは、金融機関向けに高性能でシンプルなAPIと、様々な金融商品の取引執行・清算機能を提供することで、世界中の人々に新しい投資の選択肢を届けています。今後も、対応通貨、資産クラス、利用可能サービスを拡充し、すべての人のグローバル資産へのアクセスを実現するため、インフラの進化を続けていきます。
国際的な証券業ライセンスと清算機能
日本法人であるAlpacaJapan株式会社は、第一種金融商品取引業の登録を受けた証券会社(登録番号:関東財務局長(金商)第3024号)です。
AlpacaX
Crypto Ltd.はデジタル資産事業(登録番号:208648 B)として、またAlpacaX Securities
Ltd.は、証券業(登録番号:208649 B)としてバハマ証券委員会に登録されています。
2022年、Alpaca
Crypto
LLCは、米国財務省金融犯罪取締ネットワークFinCENに登録されたマネーサービス事業者(MSB、NMLS番号:2160858)となりました。