投資におけるAIの利用が普及する中、API取引が急成長

アルパカのデータによると、2026年第1四半期の利用増加率は全四半期の4倍以上に

人工知能(AI)やAIエージェントによる市場参加が広がる中、APIを使った投資が拡大しています。

APIを使った投資は、証券会社が提供するAPIを通じて、投資のアイデアやロジックをコードとしてシステムに組み込み、データ取得や注文を自動的に実行する投資手法です。こうした仕組みの実装にはプログラミングが必要なため、従来は主に開発者(デベロッパー)が活用してきました。

昨今、Claude CodeのようなAIエージェントや自然言語インターフェースの普及により、専門的なプログラミング知識がない人でも、投資のアイデアやロジックをコードとして実装し、API取引を実行することが可能になってきています。

証券基盤や投資向けAPIの提供で世界をリードするアルパカのデータからも、この傾向は明確に表れています。2026年第1四半期には、API利用の増加率が前四半期比で約4倍に加速しました。月次の利用増加率も、2025年第4四半期の一桁台から、2026年第1四半期には約30%へと上昇しました。

こうした急速な伸びは、AIの普及を背景に、より幅広いユーザーがAPIを通じて金融市場にアクセスし始めていることを示しています。AIの進展により、従来はコーディングが必要だった高度な自動化取引も、非エンジニアが実行できるようになってきています。その結果、取引基盤としてのAPIの重要性は一層高まっています。

アルパカの共同創業者兼CEOである横川毅は、次のように述べています。

「かつてAPIは、デベロッパーに金融市場への直接的なアクセス手段を提供するものでした。現在はAIによって、取引ロジックを表現したり金融システムとやり取りしたりするために、すべてを一からコードで構築する必要はなくなり、アクセスがより多くの人に広がりつつあります。AIが投資の入口となる時代において、その基盤となるAPIの重要性はさらに高まっています。」

こうした変化を踏まえ、アルパカはAIと金融市場をよりスムーズに接続するための新たなツールを導入しています。具体的には、新しいコマンドラインインターフェース(CLI)や、強化されたMCPサーバーの提供を開始しました。

これらのツールによって、デベロッパーやAIシステムが、アルパカの取引インフラにより直接的かつ効率的にアクセスできるようになり、投資戦略の設計から実行までのプロセスをシンプルにすることができます。市場データの取得、意思決定、そして取引の実行をリアルタイムで行うことができる、自動売買戦略やAIエージェントといった新たなアプリケーションの開発も可能になります。

金融市場へのアクセスは、紙ベースの取引からオンラインプラットフォーム、そしてAPIへと進化してきました。現在、AIがその次のインターフェースとして台頭しつつあります。こうした変化の中で、基盤となるAPIシステムの重要性はこれまで以上に高まっています。

アルパカは創業当初から、APIが金融サービスの中核になると考えてきました。AIによる自動化やエージェント主導の市場参加が加速する中、アルパカは、次世代の取引を支えるインフラとしての役割を強化していきます。

アルパカについて

アルパカは、米国や日本など複数国で証券会社登録を有し、株式、ETF、債券、オプション、暗号資産の取引のための証券基盤を開発提供するフィンテック企業です。世界40カ国・300社以上の金融機関にサービスを提供し、1000万以上の証券口座を支えています。アルパカはこれまでに、世界の業界トップクラスの投資家から、3.2億ドル(約490億円)の資金を調達しています。

テクノロジーと関連するサービスは AlpacaDB, Inc.( https://alpaca.markets/ )、米国の証券取引サービスはFINRA/SIPC会員のAlpaca Securities LLC、日本国内の証券取引サービスは、第一種金融商品取引業と投資助言・代理業の登録を受けているAlpacaJapan株式会社( 関東財務局長(金商)第3024号、加入協会: 日本証券業協会/一般社団法人資産運用業協会、https://alpaca.markets/jp/ )が提供しています。