
インドを代表する資産運用プラットフォームの一つであるUpstoxはこのたび、2,000万人を超える顧客(*1)を対象に、米国株式・ETF取引の提供を開始しました。AIエージェント時代の証券インフラを提供するアルパカが、本サービスを支える証券インフラを提供しています。
これまでインドの投資家が米国証券へ投資する際には、海外送金や口座開設に関わる手続きや、それに伴うコストなど、さまざまなハードルがありました(*2,3)。一方、こうした課題がある中でも、グローバル資産への投資ニーズは高まっています。米国財務省のデータによると、インドの投資家による米国株式の保有残高は、2020年の約60億ドルから2025年には287億ドルへと、約378%増加しています(*4,5)。
Upstoxは今回、こうした需要の高まりを背景に、インドの投資家にとって使いやすい、ローカライズされモダンなサービスを提供することで、グローバル投資への従来の障壁をさらに低減することを目指しています。アルパカのBroker APIを活用することで、Upstoxでは端株取引および金額指定による取引に対応し、対象となるユーザーは1米ドル(約95インドルピー)から米国株式・ETFへ投資することができます。
Upstox CEO兼共同創業者のRavi Kumar氏は、次のように述べています。
「私は16歳の時に米国株式への投資を始めました。当時は、いつか何千万人ものインドの人々にグローバル市場へのアクセスを提供するプラットフォームを構築することになるとは想像もしていませんでした。その経験は、私自身の投資に対する考え方に大きな影響を与え、さまざまな意味でUpstoxにおけるイノベーションの方向性にも影響を与えてきました。
海外投資は、インドの資産運用市場における次の大きな成長分野だと考えています。米国株式の提供開始は、これまで米国市場について学んできたことを、インドの投資家のために構築したプラットフォームへ還元するという意味で、私にとって一つの節目でもあります。かつて私自身が得たのと同じ投資機会を、今度は何千万人ものインドの人々に提供できることを大変嬉しく思います。」
また、UpstoxはアルパカのDirect Funding Walletsを活用し、ユーザーがポートフォリオ内で米ドル資金を利用できる仕組みを提供しています。資金の海外送金は、インドの自由化送金制度(Liberalised Remittance Scheme)に基づいて行われ、ユーザーは海外証券への投資を目的として、年間最大250,000米ドルまで送金することができます(*6)。
今回の提携は、アルパカがインド市場への取り組みを強化する中で実現したものです。アルパカは2026年4月、インドの国際金融経済特区であるグジャラート国際金融テックシティー(通称「GIFTシティー」)を拠点とし、国際金融サービスセンター庁の認可を受けた証券会社Zincmoneyの買収完了を発表しています。この買収により、アルパカはZincmoneyがインドで有する証券ライセンス、取り扱い商品、経営チーム、そして決済インフラを取得しました。アルパカは、世界でも特に成長の著しい金融市場の一つであるインドに現地の事業基盤を構築しており、今後Upstoxのさらなる成長を支援していきます。
アルパカ共同創業者兼CEOの横川毅は、次のように述べています。
「Upstoxが、何千万人ものインドの投資家に向けた包括的な資産運用プラットフォームを構築する取り組みを支援できることを大変嬉しく思います。今回のサービス開始により、Upstoxのビジョンを実現したチームの皆様に心からお祝い申し上げます。より多くのインドの投資家が、これまで以上に簡単にグローバル市場へアクセスできるようになることを嬉しく思います。」
(*1) Upstock https://upstox.com/
(*2) The Hindu, “NSEIX opens doors to U.S. stocks for Indian investors”
(*3) MONEYLIFE “NSE IX Opens Direct US Stock Trading for Indians, Sparks Regulatory Debate”
(*4) Department of the Treasury, “Foreign Portfolio Holdings of U.S. Securities” P59
(*5) https://ticdata.treasury.gov/resource-center/data-chart-center/tic/Documents/shlptab1.html
(*6) Reserve Bank of India “Liberalised Remittance Scheme”
アルパカについて
アルパカは、米国や日本など複数国で証券会社登録を有し、株式、ETF、債券、オプション、暗号資産の取引のための証券基盤を開発提供するフィンテック企業です。世界50カ国・300社以上の金融機関にサービスを提供し、1,000万以上の証券口座を支えています。アルパカはこれまでに、世界の業界トップクラスの投資家から、4億ドル(630億円超)の資金を調達しています。
テクノロジーと関連するサービスは AlpacaDB, Inc.( https://alpaca.markets/ )、米国の証券取引サービスはFINRA/SIPC会員のAlpaca Securities LLC、日本国内の証券取引サービスは、第一種金融商品取引業の登録を受けているAlpacaJapan株式会社( 関東財務局長(金商)第3024号、加入協会: 日本証券業協会、https://alpaca.markets/jp/ )が提供しています。